7/23 「何にでも値段をつける古道具屋のおじさんの詩」愛となみだって何だろう。
こんにちはmiyukiです🌻
連日３０度ごえの暑さ祭りですね🌞みなさん体調はいかがですか？
今日は一つ、素敵だなあと思った詩をご紹介します。✨
友達がこの詩を教えてくれて、
とても考えさせられるものだったのでシェアしたくなりました。↓↓
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「何にでも値段をつける古道具屋のおじさんの詩」作：寺山修司
ぼくはたずねる
―――ロバとピアノは
どちらが高い？
おじさんは答える
―――ピアノだよ
じゃあ ピアノと詩集は
どっちが高い？
ものにもよるけど
詩集が高いことだってあるさ
じゃあ 詩集と春とは
どっちが高い？
春だよ もちろん
季節は 超高級品だから
じゃあ 春と愛とは
どっちが高い？
愛だろう
めったに売りにはでないけど
そこでぼくは 最後にたずねる
ぼくのいちばん知りたい質問
―――愛となみだは
どっちが高い？
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みなさんはどっちだと思いますか？
愛か、なみだか。
私は、”涙より愛の方が値段は高いけど、価値は同じ”だと思います。
愛するって？ 泣くって？
そもそも愛って何？
どうして作者は”涙”ではなく”なみだ”にしたんだろう？
色々な疑問が生まれます。
高いか安いか、値段をつけなければならない。
一方が1円でも高いということは反対に一方は1円でも安いということ。
値段をつけるということは優劣をつけることでもあるのか？
値段はただの数字でしか無いのか？
考えれば考えるほど沼です。
だけど面白い。
みなさんもちょっとした時間にこのことを考えてみてください。
お風呂に浸かっている時、
クーラーの下で涼んでる時、
寝る前のまどろみの中で
―――愛となみだは
どっちが高い？
このことを少しでも考えてもらえたら幸いです。
最後に寺山修司さんについて書いてあるリンクを貼っておきます↓
※リンク内で彼に関する新しいプロジェクトについての説明がありますが私は関与していません。
今日のブログは以上です。読んでくれてありがとうございました♪
